ブースの大きさは幅6m×奥行2.7mで両サイドを他の出展社に挟まれる形のブースで、私たちは1面開放ブースと呼んでいます。
お客様の商材は「経営管理ソフトウェア」となり、予算管理を始めとする経営管理に欠かせないソフトウェアです。
お客様ホームページ
看板では、ブース両袖のメイン縦型看板に製品そのものを一目で理解できるよう「経営管理ソフトウェア」と大きく記載しています。
そして、そのメイン看板を補填するようにブース上部に設置した横型の看板で、より詳細な製品特性を記載し訴求しました。
来場者の目にまず一番に飛び込むのはブース左右の縦型看板となりますが、この看板は雑誌で言うと表紙になり、多くの来場者様はまずこの看板を見てそのブースで何を展示されているかを確認します。
その内容が来場者が求めいてるもの。来場者の悩みを解決してくれそうなものであれば、来場者はそのブースにぐっと興味を惹かれます。
もしここで、来場者の興味を惹かないような看板、または何が展示しているか分からないような看板であれば、来場者がブースに近づく前に方向を変え別のブースに行ってしまうかもしれません。
来場者が全員 必ずブースのすぐ前にまで来るとは限らないので、こういった来場者をいかに取りこぼさずに製品を認識していただくかが重要になってきます。
その為にも、この縦型看板にどういった文言を記載するのかは非常に重要です。
このお客様とは1年以上前からブース設計などを進めさせていただきましたが、残念ながら前回は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下により展示会自体が中止となり、またその後の秋の同展示会でも、コロナウィルスの影響でブースは簡易的に設営することとなりました。
1年越しにようやく自信をもって提供できたブースを設営でき、お客様からも昨年の3倍の成果が出たとのご報告をいただきました。
2020年が特別な年だったとはいえ、同じくコロナ禍にある中での展示会で成果を上げていただいたことは我々施工業者にとっても大きな励みになりました。
来場者の数はまだ全盛期には及ばないものの、しっかりと看板を掲げ来場者へアピールすることでコロナ禍でも一定の集客が期待できることが分かり、私たちブースデザイナーにとってもよい収穫となりました。