ブースは「伝達力」が命

看板に気泡が!?

2017.01.15

デザイン営業グループ・木村です。
毎日寒い日が続きますが、我々が寒い時期に一番怖いのがこれ。
そう、看板の印刷部分に気泡が入ることです。
ブース造作における印刷部分は、シートに印刷したものをパネルに貼ることでできています。
この時期、シートを貼る作業場はとても寒いのですが、展示会場でライトに照らされると一気に照らされた部分が暖かくなり、その寒暖差がシート中のごくわずかな隙間を膨張させ気泡にと発展していきます。
スマホに保護シートを貼ったことがある方はお分かりかもしれませんが、中に気泡やゴミが入らないようにシートを貼るのは神経も使い技術も必要な大変な作業です。
それも、ブース看板のような大きなものとなるとなおさらですが、やはり完全に小さな気泡やゴミを挟まないとなると事実上不可能に近いものなのです。
看板の気泡はそんなごくごくわずかな隙間や気泡がいたずらをする冬の厄介者ですが、とはいえ何も対策をしないわけではありません。
気泡やゴミを入れない努力は元より、シートの素材、印刷機のインクの質や相性、室内の温度にいたるまで試せるあらゆる試行錯誤を繰り返し、少しでもこの厄介者が出ないよう神経をとがらせています。
残念ながら今年もこれまでにいくつかのブースで気泡が生じお客様にもご迷惑をかけました。
しかし、看板は当社のブースの命です。
これからも解決に向け徹底して研究・対策していきます。