代表川島の社長ブログ

オリンピック問題へのリード社の意気込み

2018.10.26

展示会業界には「2020年東京オリンピック問題」という深刻な問題が迫っています。東京オリンピックの影響により、東京ビッグサイトなどの首都圏の展示会会場が使用不可となります。特に広大な面積を持つ東京ビッグサイト東ホールが20カ月もの長期に渡って使用不可となります。
そんな中、日本最大の展示会主催者団体であるリードエグジビションジャパンは2021年までの各展示会のスケジュールを既に発表しています。私はこの姿勢に敬意を表したいと思います。
当社のような展示会を生業とする中小企業にとっては非常に心強いことですし、展示会をマーケティング戦略の中心にしている出展者にとっても影響は大きいでしょう。そういえば、2011年の東日本大震災の際にも、次々に展示会が中止になるなか、いち早く展示会の開催を呼びかけ、そして展示会で日本の復興を推進しようという姿勢を見せたのもリード社でした。
展示会主催者という役割は非常にキツいものだと思われます。展示会には多くの関係者が関わっていますが、まずは展示会主催者がいなければ展示会は始まりません。展示会という場所が与えられているからこそ、当社のような会社にもチャンスが巡ってくるのです。
この事実には本当に感謝すべきことですし、頭が下がる想いです。そしてそもそも当たり前のように利用できているビッグサイトについても、建設に携わった多くの方々のお陰だったことに改めて気付かされます。
使用停止期間は当社にとっても死活問題ですが、何とかこの時期を乗り越え、出展者様の製品/サービスを世に広めるべく、オリンピック後に盛り返していきたい所存です。